★ 紅葉・新緑まばゆし!
★ 名刹。国の重文そろってる
★ 涙で絵を描いちゃう、憎めない雪舟さん
総社駅前からナビのとおり向かってみると、え?いつもと違う駐車場。門前にも駐車できますが、裏(西側)にも大型バスなどが沢山停められるようです。混雑する紅葉シーズンはこちらの方が空いていて穴場かも。
お寺の脇に道がつながっていて、地元の方が通り抜けにも使われているようです。路傍にはお地蔵さんなどもあり、気持ちよく散策できます。
茶房の角に不動明王さま。そして見上げれば、県下NO.2!歴史ある朱色の三重塔があらわれます。カラフルさと組物の美しさも必見。さすが国の重要文化財。あれ!?もう紅葉って始まってる?山の秋は早し。
お堂のわきの苔が青々。ふかふか。やっと正面入り口までたどり着きました。ちょっと凛々しい雪舟さんにご挨拶をば。総社市の赤浜には、2020年11月、念願の雪舟生誕地公園もオープンしています。生誕600年記念。
6本柱の山門は、2020年に修復完了ホヤホヤ。美しい木肌。天井格子。獅子の木鼻など。眺めごたえあります。国の重要文化財。
振り返っての大杉。1本でも十分に太く、高く、そびえていますが、以前は確かまだ2本並んでいたと思われ・・木の根株がのこっていました。
円窓と瓦の床が印象的な仏殿の天井には、ド迫力の盤龍(とぐろを巻いた龍)。別名・水呑みの龍。ご本尊の虚空菩薩は、知恵と福徳をあたえてくれるそう。丑年と寅年の守り本尊でもあり。雪舟の涙御守。ネズミかわいい。
池の蓮は、まだ花がいくつか咲きそうでした。ツチガエルに、ヒキガエル。たくさん息をひそめて葉裏に潜んでいました。赤トンボも。
雪舟小僧さんの逸話誕生の現場方丈はこちら。「落つる涙を足の指につけて」リアルすぎるネズミの絵を描いたとされる雪舟。まさか、日本人画家として初めて中国に渡ったり、中国宮廷からも大作を依頼されるまでに才能を開花させたり、ついには日本国宝級の水墨画家となるまでに活躍するとは!本人もまだ知らず。ニコニコ顔で縛られています。
小高いところに経蔵。洋のような和のような中のような。
まばゆく、活き活きした苔庭に、赤く色づいた葉がいくつか落ちていました。随所に秋の気配アリ。
裏にあった精進料理のお店錦亀(きんき)。HPより、1973年創業。初代は宝福寺83代目住職の長男さんだとか。2日前まで予約で、お弁当もされているようです。ちなみに、湯豆腐の般若禅庵は、2019年~休業中とか。
西側から出ると、新・高梁川合同堰(旧・湛井堰)は、平安時代までさかのぼる古さで、白蛇のお告げの伝説もあるとか。高梁川といえば、神社の駐車場に突如あらわれる白バンのホットドッグ屋さんもおすすめ。アツアツ。
宝福寺
岡山県総社市井尻野1968
電車→JR岡山駅~伯備線34分 総社駅下車
徒歩→JR総社駅~30分 2.4km
レンタサイクル→JR総社駅前 荒木レンタサイクル
総社といえば、パンの町。JR総社駅からすぐ。トングウさんにおじゃましました。写真忘れましたが、パンの自動販売機設置されていました!岡山コッペ。かにクリーム味。マッシュポテトとのハーモニー。揚げ物のクオリティも高し。
かわいさにひとめぼれ!ひよこパン。殻がメロンパン。ピンクとか、色も色々。テイクアウトランチにぴったり。
ベーカリー トングウ
岡山県総社市駅前1-2-3
日曜定休
駐車場7台あり